「時計は人類の歴史だ」夜想曲の事〜2〜
今回紹介するのは、Brussels Nocturnes Museum 第二弾
時計博物館(Clockarium Museum)です。
突然ですが、
「皆さんは時計を持っていますか。」
持っていますよね(^^)
時計は時間という目には見えないものを時刻という数値にして、教えてくれます。
時計があるから時間が分かるのです!!
(当たり前のことですね(^^;)
でも考えてみるとこれはすごいことですよ!
私たちは時間の中を生きています。そして、時間を基準に行動しています。
自分の生活を振り返ってみてください。
朝8時に起きて、9時に家を出て、10時から授業を受けて、、、
19時に家に帰って、30分ランニングして、20時からご飯を食べて、21時にお風呂に入って、22時には寝て、、、
(めっちゃ健康的ですね、こんな生活してみたいものです。)
このように毎日の日常生活では、「この時間にこれをする」とある程度基準にして動いてると思います。
そんな生活の基準となる時間を教えてくれるのは時計です。
もし、時計がなかったら現代の私たちの生活は成り立つでしょうか。
例えば、
「時給1000円!」でも1時間がいつきたのかわかりません。
「試験開始!」でも、試験時間がわかりません。
「JR山手線(内回り)、東京駅を9時出発です。」いつ9時とわかりますか?
つまり、時計がなければ、現代の社会システムは崩壊してしまいます。
それだけ時計というものは私たちにとってマストアイテムなのです。
そして、時計は人類の素晴らしい発明なのです!!!
どうですか??
時計に興味が湧いてきましたか?(^^)
ヨーロッパでも時計は重要なものでした。
(ヨーロッパでは街の中心に時計台がありますね。)
この博物館では、特に1920年代〜1930年代のベルギーとフランス北部で普及していた置き時計を展示しています。
この時代の置き時計の特徴は何と言っても装飾です。
写真をご覧ください。
置き時計は、中央の時計(本体)と両脇の置物(サブ)に分かれています。
両脇の置物は花瓶かな??と思っていましたが、ただの装飾のようです笑
この本体とサブのおかげでさまざまなデザインの表現ができるようになっています。
想像力が溢れてきますね!
真ん中がち◯ち◯で、サイドがタ◯タ◯!
なんてデザインもありそうですね。(すみません)
ちなみにこの置き時計はピンキリみたいですが、初任給ほどの値段がするそうです。
当時の人たちが時計にお金をかけていたことから、時計の重要性が垣間見れますね!
また、各置き時計の裏には一つ一つにシリアルナンバーが書いているそうで、
それぞれが世界に一つだけの時計なんですね!
装飾がかわいくて、個性的なものも多く展示してあるので、見応えがあります。
いくつか載せるので、ご鑑賞ください!
タイタニック号の置き時計です。筆者はひときわ目を引いてしまいました。
聞いてみるとこの博物館で一番高価な時計なのだそう。
ミシンの時計だそうです。どうですか?ミシンに見えますか??
車のハンドルやアメリカンなラジオをイメージした時計など、ユニークなものもあります。
お馬さんレースの時計もあります。
このほかにもいろいろな置き時計があります。
全部の置き時計コレクションは軽く数百個は超えているのではないでしょうか。
お気に入りの一つを見つけるのも楽しいですよね。
ちなみに著者は最初にお見せした、タイタニック号がお気に入りです!
さて、みなさん、これはBrussels Nocturnes Museum
ナイトミュージアムでしたね??
ということで、通常の見学だけでなく、
ガイドツアーに参加できます!
ガイドツアーでは、置き時計の歴史やさまざまなデザインの解説など、
おもしろい話を聞くことができます。
是非機会があれば、参加してみてはいかがでしょうか!
Clockarium Museum(時計博物館)の公式サイトを載せておきます。
↓↓↓↓
公式HP:http://www.clockarium.org/index.htm
アクセス:メトロ「Diamant」 駅からすぐ
2018年現在の情報
時間:毎年9月〜12月、毎週木曜日17:00頃〜
料金:一般 4€
26歳以下 2€
5回券 4回分の値段