〜夜想曲の事〜1
今回紹介するのは、ちょっとコアな”事”かもしれません。
「Brussels Museums Nocturnes」
直訳すると
です。
ん????
実際行ってみて、ようやく名前の意味がつかめました。
いわば、ナイトミュージアムみたいなイベントです。
著者は5回券(8€)を買って、毎週行ってみました。
各回に分けてお伝えします。
まずは、tram博物館です。
tram(路面電車)はヨーロッパの主要都市にはたいていあるので、
ヨーロッパを旅行する方は一度は利用するかもしれません。
ヨーロッパのトラムは最新式のものからレトロなものまで様々です。
いろんな都市で個性的なトラムに出会えるかもしれませんよ!
また、トラムは電気で走るので環境面に優れており、近年、再注目されています。
今後、日本にもトラムが増えていくかもしれませんね。
では、トラム博物館にまいりましょう。
tram博物館自体は無料で見学することができます。
写真にあるように、馬車式のものから最新式のものまで
時代順に、豊富な数のトラムが展示されています。
一つ一つに文章や映像での説明があるので、すごく見応えがあります。
ちなみに、ベルギーのトラム情報をお伝えしますと、
ベルギー最北部(ほぼ沿岸沿い)には、オランダの国境付近(クノックヘイスト)からフランスの国境付近(デ・パンネ)まで伸びているKusttram(ベルギー沿岸軌道)が通っていますが、
これはなんと総距離68km(関東では、東京ー熊谷間 関西では神戸ー大津間ぐらい)
もあり、路面電車としてはもちろん世界一の長さです。
また、ブリュッセル 市内にもトラムが走っており、現地の人や旅行客にもなくてはならない足になっています。
観光用に1日乗り放題券や回数券(別途ICカード5€が必要)など、お得なチケットもあるので、ブリュッセル を訪れる人は検討してみてください。
※ちなみにブリュッセル の学生は1年間、トラムもメトロ(地下鉄)もバスも乗り放題で約50€のスチューデントパスが存在します。
ヨーロッパは学生にやさしいですね。
さて、先ほどトラム博物館が無料だとお伝えしましたが、
なぜ料金をとるの?
ってことですよね。
それは、この「Brussels Museums Nocturnes」、
ただのナイトミュージアムではないからです。
写真をご覧ください。
トラムの車内の手すりを使って、ポールダンスをしています。
トラムでポールダンスを披露するってなかなか斬新ですよね。
このパフォーマンスは、まず観客がトラムの座席に座り、発進し、
一般の線路を使って、約30分ほどの演技でした。
一般の線路を使うとあって、線路の近くのバーの店員さんも
トラムの車内でポールダンスをしている光景をみて、唖然としていました。笑
パフォーマーは、トラムの横揺れにも耐えながら、それを感じさせない
美しい演技を見せてくれました。
場所や環境を選ばず、それをプラスに捉えて、
さらなるエンターテイメントに発展させた演技を見て、筆者は感動しました。
このように「Brussels Museums Nocturnes」の
一部のミュージアムではこのようなパフォーマンス等が見れます。
実際、筆者も何回か斬新な体験をしてきたので、
それも共有していきたいと思いますので、
今後の「夜想曲の事」もご覧ください!
そして、もし、秋に、木曜日に、ブリュッセル を訪れる予定でしたら、
是非、「Brussels Museums Nocturnes」もチェックしてみてください!
2018年現在の情報
時間:毎年9月〜12月、毎週木曜日17:00頃〜
料金:一般 4€
26歳以下 2€
5回券 4回分の値段