〜夜想曲の事〜1

今回紹介するのは、ちょっとコアな”事”かもしれません。

 

「Brussels Museums Nocturnes」

直訳すると

ブリュッセル にあるミュージアム夜想曲

です。

 

ん????

 

実際行ってみて、ようやく名前の意味がつかめました。

いわば、ナイトミュージアムみたいなイベントです。

 

著者は5回券(8€)を買って、毎週行ってみました。

各回に分けてお伝えします。

 

まずは、tram博物館です。

tram(路面電車)はヨーロッパの主要都市にはたいていあるので、

ヨーロッパを旅行する方は一度は利用するかもしれません。

 

ヨーロッパのトラムは最新式のものからレトロなものまで様々です。

いろんな都市で個性的なトラムに出会えるかもしれませんよ!

また、トラムは電気で走るので環境面に優れており、近年、再注目されています。

今後、日本にもトラムが増えていくかもしれませんね。

 

では、トラム博物館にまいりましょう。

 

f:id:bryukun:20181211194324j:plain

tram博物館

 

tram博物館自体は無料で見学することができます。

 

写真にあるように、馬車式のものから最新式のものまで

時代順に、豊富な数のトラムが展示されています。

一つ一つに文章や映像での説明があるので、すごく見応えがあります。

 

ちなみに、ベルギーのトラム情報をお伝えしますと、

 

ベルギー最北部(ほぼ沿岸沿い)には、オランダの国境付近(クノックヘイスト)からフランスの国境付近(デ・パンネ)まで伸びているKusttram(ベルギー沿岸軌道)が通っていますが、

これはなんと総距離68km(関東では、東京ー熊谷間 関西では神戸ー大津間ぐらい)

もあり、路面電車としてはもちろん世界一の長さです。

 

また、ブリュッセル 市内にもトラムが走っており、現地の人や旅行客にもなくてはならない足になっています。

観光用に1日乗り放題券や回数券(別途ICカード5€が必要)など、お得なチケットもあるので、ブリュッセル を訪れる人は検討してみてください。

 

※ちなみにブリュッセル の学生は1年間、トラムもメトロ(地下鉄)もバスも乗り放題で約50€のスチューデントパスが存在します。

ヨーロッパは学生にやさしいですね。

 

さて、先ほどトラム博物館が無料だとお伝えしましたが、

なぜ料金をとるの?

ってことですよね。

 

それは、この「Brussels Museums Nocturnes」

ただのナイトミュージアムではないからです。

 

写真をご覧ください。

f:id:bryukun:20181211194506j:plain

tram でポールダンス!??

トラムの車内の手すりを使って、ポールダンスをしています。

トラムでポールダンスを披露するってなかなか斬新ですよね。

 

このパフォーマンスは、まず観客がトラムの座席に座り、発進し、

一般の線路を使って、約30分ほどの演技でした。 

一般の線路を使うとあって、線路の近くのバーの店員さんも

トラムの車内でポールダンスをしている光景をみて、唖然としていました。笑

 

パフォーマーは、トラムの横揺れにも耐えながら、それを感じさせない

美しい演技を見せてくれました。

場所や環境を選ばず、それをプラスに捉えて、

さらなるエンターテイメントに発展させた演技を見て、筆者は感動しました。

 

このように「Brussels Museums Nocturnes」

一部のミュージアムではこのようなパフォーマンス等が見れます。

 

実際、筆者も何回か斬新な体験をしてきたので、

それも共有していきたいと思いますので、

今後の夜想曲の事」もご覧ください!

 

そして、もし、に、木曜日に、ブリュッセル を訪れる予定でしたら、

是非、「Brussels Museums Nocturnes」もチェックしてみてください!

 

2018年現在の情報

 

時間:毎年9月〜12月、毎週木曜日17:00頃〜

場所ブリュッセル 市内のミュージアム

料金:一般 4€

   26歳以下 2€

   5回券 4回分の値段

 

brusselsmuseumsnocturnes.be